小論文とは
まず、小論文は作文とは違います。
事実をもとに客観的に見て自分の意見を書くのが小論文で、自分の主観で思いを書いてあるものは作文です。
つまり、小論文は問われている問に対して、根拠を立てて説明して自分の意見を述べるものです。
小論文でより説得力を持たせる方法
反論を提唱する
これは自分の意見にあえて反対側の意見を提唱するというものです。しかし、ただ反論を提唱するだけでは自分の意見が弱くなってしまいます。使用した方がいい反論の場合は自分の意見の反論に対してもう一度自分の意見で反対できる場合です。
例えば、
という意見に対して、
確かに、テスト前日までたくさん勉強できるため夜更かししてでも勉強はするべきである。という意見もある。
しかし、人は睡眠しているときに記憶を定着させるためテスト前日の夜更かしはするべきではない。
と反論を反論で返すことでより、説得力が増すからです。
しかし、これは出されたテーマに対して論点が正しく反論して反論を返せているのかというのが重要なポイントです。
下手に反論を入れようとするとかえって意味が分からない文になってしまう可能性があるため、注意しなければいけません。
解決策
これは問いに対して意見+解決策を考えるという方法です。
解決策を小論文の最後に入れることで、採点者に問題解決意識を持っている生徒だとアピールすることにつながるからです。また、この際には誰でも思いつくような解決策ではなく、オリジナリティのある解決策を出すことが高評価につながります。
待機児童が多いというテーマに対して
勉強方法
時事問題
小論文の勉強方法として時事問題に関心をもってニュースや新聞をよく読むというのがあります。
出されたテーマが自分の知らない問題であったら意見も何もわからないまま的外れな分を書いてしまう恐れがあるからです。
また、現在起こっている時事問題とつなげて自分の意見を述べることができればそれは説得力を増すことにつながります。
本を読む
小論文では自分で書いた分を読んでもらい採点してもらいます。そのため、間違えた言葉遣いや送り仮名のミスなどは説得力に欠け、減点対象となる可能性があります。
そのようなミスでの減点はできるだけ減らすことが合格への一歩だと思います。
ひたすら小論文を書く
やはり、実践は何事においても大切です。実際の試験の時間を図って受験する学校の過去問などをテーマに何回も小論文を書いてみましょう!
最後は結局たくさん書いて先生にたくさん添削してもらってを繰り返していくことで、言葉の使い方や、周りの意見も取り入れることで様々な意見を取り入れることができるようになるからです。
皆さん、小論文勉強頑張ってください!
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